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MEOとインフルエンサーマーケティングの相乗効果で集客率は10倍にも100倍にもなる
もし、あなたがお店をひらいたとして、一切の宣伝をしなかったとすると、お客さんは「たまたまあなたのお店の前を通り、なんとなく気になって入ってくれた人」という奇跡に近い偶然に頼るしかありません。
それを1だとすると、今度はあなたが「知り合いに声をかける」という宣伝方法をとった場合、集客率は2~3くらいには増えるでしょう。
それは、残念ながらよほどの著名人でもなければ、知り合いなんて100人いるかいないかだから。
仮に100人に声をかけても実際に来てくれるのは50人もいればいいくらい。知り合いが知り合いを誘ってくれるかもしれませんが、それも長期的に続くものではないでしょう。
そうなると今度は「チラシ」「地域新聞」などに頼ることとなるのですが、チラシを作ってポスティングしたり、新聞に公告を出すのは思ったよりも費用対効果が……低いのです。
通常宣伝というのは長期的にやっていかなくては人の目に触れることも少なく、また、「行こうかな」とお客さんが思ったときにそのお店の情報がなければほかのお店に行ってしまう確率も高いのです。
また、拡散で切る範囲もおそらく1地域。せいぜい同じ市町村内というところが限界ではないでしょうか?
もちろん、「うちは地域密着型だからいいんだ」「遠方からのお客は期待していない」という場合もあるかと思いますが、残念なことに、引っ越しなど人が流れやすく、人口が減りつつある日本で地域密着だけにこだわるのは「商売」を考える上ではとても危険な思考なのではないでしょうか。
チラシや新聞広告を出すことによる集客率を10と考えた時、今度はそれを100倍、1000倍にする方法。
それが、MEOやインフルエンサーマーケティングとなるのです。
MEOは地域密着向けでありつつより効果的な集客ツール
MEOとは『グーグルマップ専用枠』を利用するための、施策のこと。
詳細は以前の記事を読んでいただいた方がわかりやすいのですが、SEO(グーグル検索で上位に出るための施策)とことなり、1位でなくとも3~10位以内に出られれば良く、口コミなど各店舗の本当の実力が宣伝になるため、力のない中小企業・小店舗でも大手とやりあえる唯一の手段であるといっても過言ではないのです。
こちらは当社のグーグルマップ専用枠です。
このように地図に場所が掲載され、営業時間や住所、電話番号、最新情報や口コミまでGoogle側が「勝手に」作って表示してくれるため、経営者側はMEO対策をしておき、ユーザー側はよりよい情報の店舗へ行くことができるので、非常に利便性が高く、当面の間はこのグーグルマップ専用枠が検索利用としての第一候補となっていくでしょう。
感覚的にわからない方は、大昔「タウンページ」という電話帳があったことを思い出してください。
そこには各地域のお店などの電話番号が載っており、情報を頼りに行きたい地域のお店の電話番号を探して、電話をして予約を取ったり、詳しい場所を聞いたりしていたかと思いますが、それがだんだんとネットが広がり、ぐるなびや食べログ、ホットペッパーなどの店舗情報集約型サイトでお店の検索をして、それが今度は「自分が今いる場所から最寄りの店舗」を勝手に出してくれるようになった……という認識を持っていただければと思います。
さて、このMEO対策をすることによって、あなたの店舗が上位に検索表示されるようになると、口コミなども増え、「今からネイルに行きたいけどどこか評判の良いお店は……」「二次会でもう一軒ハシゴしたいけど、近場で良いお店はないかな?」とお客様がお店を探した際に目について、新規顧客が非常に入ってきやすくなります。
これによって、先行者利益が上がるため、集客率が100倍になるのです。
さらにインフルエンサーマーケティングで100倍の集客率を
インフルエンサーマーケティングで主に使うInstagramは世界的に8億人の利用者。日本だけでも2000万人の利用者がいるSNSです。
飲食店や美容関連はもちろん、病院や自動車会社なども多く利用し、ファン獲得のために、日々試行錯誤をしています。
こうしたSNSを利用しての集客は、新規利用者はもちろん、根強いファンを作ってくれるという利点があります。
また、根強いファンが「このお店に行った!!」という投稿をすることで、それを見たユーザーがさらに気になって自分のお店に来てくれたりと、ファンがファンを呼び……という良い循環を作ることができるのです。
もちろん、ターゲットとは違う層にアプローチをかけてもそれは無意味。
しっかりとターゲットの地域や性別、年代を把握し、その層に響く投稿をしていく必要があります。
ただ、SNSでの情報の広がりを考えると、グーグルマップ検索枠で検索されるよりも「ファンの投稿をたまたま見かけた人」から来てもらえる確率も高いため、より、広く浅く集客をすることが可能なマーケティング方式だとも言えます。
MEO方式とインフルエンサーマーケティング方式それぞれの特性を生かして×10000の効果を
まとめるとMEO方式の集客の場合……。
- 目的・地域が決まっているため来店しやすい
- 行きたいと思って検索しているので、高確率で来店する可能性がある
- 口コミが良いと選ばれやすい
- 1位じゃなくても3~10位以内に入れば選ばれやすい
- 新規客が来やすい
- 急な思い付きでも行きやすい
- グーグルマップに選ばれ上位に出るまでしっかりとしたMEO対策が必要
- 上位に出たらあとは比較維持が楽
このような特色があります。
一方、インフルエンサーマーケティングの場合……。
- リピーターが増えやすい
- たまたま見たお客さんが来てくれる可能性もある
- キャンペーンなどの情報を流しやすい=キャンペーンに惹かれてくるお客さんも多い
- インフルエンサーからの情報だと信頼されやすいので、顧客がつきやすい
- 長期的に行わないと効果が見込めない
と、このような特徴があります。
ざっとですが、こうした「やって得するマーケテイング技法」がネットならいずれもタダで行うことができるのです。
おそらく何も宣伝せずWEBサイトも作らず、近所の口コミのみで集客をする場合に比べて、100000倍の集客率があり、地域新聞やチラシなどを一生懸命刷って、ポスティングしていくよりも労力・金額ともにはるかに楽でしょう。
大切なのは継続と口コミと知識
やらないなんて大損!!
そう思われるMEO対策とインフルエンサーマーケティングですが、いずれも大切なのは「継続」と「口コミ」と「知識」。
【口コミ】
口コミは、行ったことのない場所へ行く以上最も大切な検討ポイント。
口コミが悪いお店には、誰も行きたくないですよね?
そんな口コミに対して、いくつかの店舗検索型サイトは「良く書いてくれたら〇〇円」「悪いレビューは、お店から〇〇円もらって削除」などと、少々あくどい手法を取っているケースがあります。
ですが、グーグルマップに出てくる口コミは、ほぼほぼ利用者の正直な感想。
しっかりとお店を回し、お客様によいものを提供している店舗なら心配することなく、それだけでもより集客を得ることができるのです。
もちろん、中には心無いコメントや、遊び半分でアンチのようなコメントを書いていくケースもありますが、そういう場合は、毅然とした対応を取ればよいのです。
【継続】
継続はMEOよりもインフルエンサーマーケティングにより必要なこと。
インターネットでの無料でできる宣伝広告ほど、継続力が必要なものはありません。
新しい情報が日々放出され、古い情報はあっという間に埋もれてしまいます。
そのため、ユーザーの目に情報が入るように、そして、「この情報は一過性のものではなく、お店が流している信頼のある情報である」ということを認識してもらうように、継続して投稿や対策を練っていく必要があるのです。
【知識】
例えば、「インフルエンサーマーケティングのために、投稿によい時間帯は何時だかわかりますか?」と言われて答えられますでしょうか?
また、MEO対策のためにしっかりとしたWEBサイトを作ることができるでしょうか?
こうした、MEOやインフルエンサーマーケティングに必要な知識は、日々変化していきます。
わからないからやらない……という状態では何もすることができなくなってしまいます。
例えば医師は新しい治療法を覚えていかないといけないため、医師である間は日々勉強をする必要があるのですが、それと同じように、日進月歩のIT知識は日々吸収していく必要があるのです。
難しいと思ったら専門家に
このようにインフルエンサーマーケティングとMEOは集客率を非常に高めてくれる、今の時代なくてはならない存在です。
グーグルマップ検索で来てくれたお客様がInstagramにお店のことを投稿して、リピータになることも。
SNSでお店を知ってきてくれたお客様がグーグルマップ検索の口コミに、良いことを書いてくれたら、それを見た別の新規客が来店してくれることも。
どちらも相乗効果が期待できるよいマーケティングなのですが、知識がない・継続する時間がないという場合は、チラシや新聞に公告を載せるよりも安い金額で、プレテイクのようなマーケティング代行会社に依頼するというのもあり。
もちろん、口コミの対応なども代行会社に任せば、心無い書き込みや、同業者の嫌がらせのような書き込みなどに心乱されることもないでしょう。