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これを使えなくてはインスタを活用したとは言えない!? リール機能をわかりやすくお伝えします
日々進化し続けるInstagram。
初めは写真と動画に特化したSNSだったInstagramは、次々に新しい機能を身につけ、もはやエンタテインメントを閲覧する場としてのポジションを築き上げました。
もちろん、エンタテインメント=広告宣伝という方程式は欠かせません。
Instagramを征する者はマーケティングを征すると言っても過言ではないほど。
そんなInstagramからまた新しい機能『リール(reels)』が登場しました。
- リール機能とは?
- 活用法は?
マーケティングへどのように使えるかなど、ここを読めばリール機能について「人に教えられるくらい詳しくなる」解説をお伝えします!!
リール(reels)機能とは?
Instagramのリール(reels)(以後、リールで統一)とは、Instagramが動画作成・配信アプリTikTokに対抗すべく生み出した、15秒ほどの単尺動画を簡単に『映える』形で作ることができる機能。
2020年8月5日に追加された新機能で、新型コロナの影響もあり、世界中の人々が自宅で過ごすことを余儀なくされているという状態で『手軽に面白い動画を撮ってSNSでシェアできる』ということが追い風になり、注目されています。
15秒OR30秒の動画を作ることができ、複数の動画をつなぎ合わせたり、テキストやスタンプ、またリール内で提供されているBGMであれば著作を気にすることなく使えるなど、数多くの機能が備わっています。
このように、リールをすごく簡単に要約すると「Instagram版TikTok」。
ですが、Instagramのユーザーは学生がメインであるTikTokよりも年齢層が少し上で、商品やサービスの購入層である20~30代の女性が特に多いため、TikTokで動画を作るよりもマーケティングとしてもより効果的な活用が見込めます。
リールを見るには?
他の人が作ったリールを見るのはとても簡単。
Instagramの画面下にある虫眼鏡マークを押して、検索画面にするとリールの場合サムネイルの左下辺りに「リール」とアイコンと共に表示がされている投稿があります。
それがリールです。
もちろん、リールに「いいね(♡)」を押したり、コメントを送ることも可能。
♡や吹き出しマークの右側には、イイネの数や、コメントの数も表示されているので、この動画がどれくらいの評価を得ているのか。
また、逆に、自分の動画がどれくらいの評価を得ているのかなどもすぐにわかります。
(因みに、普通の投稿と同じく、どのアカウントがいいねをしたり、どのようなコメントを残したのかももちろん確認できます)
その他、紙飛行機マークを押すとリール動画を自分のストーリーに載せて拡散したり、自分が作ったストーリーの動画の中に組み込むこともできます。
また、『…』というアイコンを押すとリール動画を保存することもできますので、保存しておいてリアルな友人や、Instagramをやっていない親や祖父母に見せるという使い方もできます。
さらに!
フレンドをタップすることによって、紹介したいリール動画をフレンドと共有することも可能ですので、今まで拡散力には少し弱かったSNSであるInstagramがより一層、使いやすくなったというのもポイントです。
リールの使い方とは?
さて、リールの見方がわかったら次はリールの作成・投稿方法!
リールは普通の投稿画面で投稿するのではなく、ストーリー作成画面から下のスワイプを『リール』に合わせて作ります。
あとは、直感操作で作れるのですが、一応機能もいくつか紹介いたします。
左側一番上は15秒OR30秒の切替ボタン。
リールは短尺動画機能なので短い時間しか取れませんが、一応15秒か30秒どちらかを選ぶことができます。
ですが、15秒以上のリール動画は、ストーリ―投稿ができないため、通常のリール投稿のみとなりますのでご注意ください。
上から二つ目はBGM選択ボタン。
かなりの数のBGMが選択できるのですが、どれもInstagram内で使うなら著作を気にせず利用できますので、安心です。
左側中央は速度調整ボタン。
早送りのように撮るのはもちろん、ちょっと複雑な動きをゆっくりと撮るという技も使えます。
下から2つめはそのまま、エフェクト機能。
ストーリーと同じように、キラキラをちりばめたり、雪や氷をちらつかせたり……と色々なエフェクトを付けることができます。
【ワンポイントアドバイス】
もし「エフェクトの使い勝手なんてわからない!!」という場合は、BGMに合わせたエフェクトを選んでみると意外とすっきり収まることがあります。
- また、冷たい物の紹介なら「氷」。
- 女性向けアイテムなら「ハート」。
等と、王道で攻めるのもありでしょう。
最後の一番下はタイマー設定。
3秒後に撮影が始まったりできるので、コマ撮りするときにとても便利です。
その他にも、右上のアイコンから、スタンプや手書き文字、テキスト記入などもでき、かなり色々と作り上げることができます。
因みに作者がちょっとお試しで作ってみたリール動画がこちら。
※音量にご注意ください※
手元にあったマウス用の腕置き一つでここまで可愛く動画が撮れました。
今までは、通常動画を撮影して、編集するとなると、1万円以上の動画作成ソフトやエフェクトソフトを購入し、そうした動画ソフトが動くPC環境を整えて、たった15秒の動画でも1時間以上かけて作っていたのが嘘のようです。
こうして簡単にInstagramでは可愛くて、キャッチャーな動画を作り、出来上がったものをストーリーズ(15秒のみ)または、リール動画として投稿できるのは、実はすごく革新的な事なのです!!
最後に、動画を投稿した後は、カバー写真の設定をしましょう。
このカバー写真とは、プロフィールグリッドやリールタブに表示される際のサムネイルのようなもの。
カバーをタップして動画の中から好きな1枚を選ぶか、カメラロールから選択で、ここぞといった静止画を1枚選びましょう。
注意点とは?
リールを投稿する際の注意点がいくつかあります。
まず、リール投稿した際に、投稿した動画はランダムでリール画面に再生されるようになっているため、意図していない人からコメントやいいねをもらうことがあります。
ですが、非公開アカウントの場合は、こうしたリール画面や検索画面に勝手にリールが表示されることはないので、「まだテストアカウントなので恥ずかしい」といった際には非公開にしておきましょう。
また、リール動画は動画のみが選べるようになっています。
アルバムに保存されている動画を組み合わせてリール動画を作る方法もあるのですが、少しだけ難易度高めですので、基本的に動画のみを撮ったり編集したりする機能だと思っていてもよいでしょう。
そして一番の注意点は、一度投稿したリール動画はキャプション(テキスト部分)以外の再編集ができません。
ですので、あとから「あ、別のBGMにすればよかった!」とか「このエフェクトにすればよかった!」という事があった場合作り直しになるので、投稿の際は満足いくまでしっかり練ってから投稿するようにしましょう。
活用法とは?
さて、このリール機能。
一件、女子高生や女子大生が可愛い動画を上げたり、明るい男子がふざけた動画を作って投稿するようなイメージを抱きますが、実はInstagramをマーケティングに使っている者にとってはとても優れた機能であることに気がつかされます。
まず、簡単に動画が撮れる……ということは、例えば掃除機出あればその吸い込みの良さを宣伝したり、動く様を動画に撮ったり……。
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また、メイク用品ならそれを肌に乗せた瞬間の動画を作ったり、場合によってはBGMに乗せてビフォーアフターの動画を作るのもあり。
洋服などをお取り扱いの場合でも、ただモデルさんが座っている写真を載せるよりも、実際に動いている様子なんかを載せた方が、より購買意欲が湧くのではないでしょうか。
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TikTokではそうした動画が多かったのですが、これからはInstagramでもそうしたPR動画を気軽に作って載せられるのです。
そして、一番の注目点は、今まで拡散力に乏しかったInstagramですが、投稿先が5カ所(フィード・スウトーリー・プロフィール・リール画面・検索)と大きく増える上に、フレンドと共有機能やストーリーにシェアなど、拡散できるギミックがたくさん増えたことです。
Twitterは「リツイート」という機能で、その拡散力を知らしめたSNSですが、一方でデマ等も拡散されやすく、諸刃な部分がありました。
ですが、Instagramの場合「丁度よい拡散力」という所を調整しているような気がします。
とても簡単で、手早くできる機能ですので、1日1投稿などと決めて、少し若い社員さんやデザイン好きな方に商品撮りを頼んでみるのもよいではないでしょうか。
難しい時は……
このようにとても優れた機能を持つSNSとなったInstagramですが、「やっぱり苦手……」と思う方も多いでしょう。
また、Instagramに詳しくない、年齢層的に高い、時間が無いといった理由から手つかずのままになる可能性もあります。
そうなると、いつの間にかまた新しい機能が増えて使えないままに、また新しい機能が……と、どんどん時代に取り残されてしまうことも……。
そうなる前に、インフルエンサーマーケティングをしたいとお悩みの場合は、ぜひ、WEBマーケティングからインフルエンサーマーケティングまでを取り扱っているプレテイクにご相談ください。
普通のマーケティング会社とは異なり、ライターやカメラマン、デザイナーなど各方面のプロと契約しているため、動画を撮りたい、もっとよい写真を撮りたいといった場合でも対応することが可能です。