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インフルエンサーの種類を知って効果的なPRを
インフルエンサーと言えば「Instagram内でオススメのサービスや製品を紹介してくれる人気のあるインスタグラマー」というようなイメージくらいしかないかもしれません。
ですが、インフルエンサーには大きく分けて5種類の段階があり、さらにその中でも4つのタイプに分けられるのです。
タイプ分けと言っても明確化されているわけではありませんが、段階とタイプを知ることにより、同じインフルエンサーマーケティングでもその効果を1から100まで変えることができるのです。
ではまず、インルエンサーの種類をご紹介します。
5段階のインフルエンサーの種類
【メガインフルエンサー】
芸能人やモデルなど、一般的な知名度が高く、日常生活的に公の場に出る仕事をしている方達を指します。
フォロワー数の基準はおよそ100万人以上。Instagramをしていない人からも注目されているのが特徴です。
メガインフルエンサーの例:渡辺直美さん/ローラさん
渡辺直美さんは芸人ジャンル。ローラさんはモデルジャンルなのですが、どちらもおしゃれな写真を投稿することから人気で、インフルエンサーの代表とも言われています。
【ミドルインフルエンサー】
ミドルインフルエンサーとはフォロワー数がおよそ10万~100万人未満で、テレビ出演などがなくともSNS上では認知度が高い方がほとんど。
とはいえ、事務所に所属している方が多く、ファッションや美容などの特定のジャンルで人気の人が大多数です。
ミドルインフルエンサーの例:フィットネストレーナー AYAさん
クロスフィットトレーナー・モデルとして有名なAyaさん。
引き締まった体でアンバサダーとしても活躍しており、マスメディアに出ることも。
有名人トレーナーとしても活躍中ですが、インスタではトレーニング光景や、その引き締まった体の写真が人気です。
【マイクロインフルエンサー】
事務所所属の方から一般人まで多くの人が当てはまるのが、このマイクロインフルエンサー。
フォロワー数の基準はおおよそ1万~10万人未満で、特定の分野に特化した投稿が多く、「いいね」やコメントをもらいやすいのもこの段階です。
それゆえ、エンゲージメントも高く、その分野に関した商品やサービスのPRに最適なインフルエンサーと言えるのです。
マイクロインフルエンサーの例:LUNAちゃん
こちらはモデルの男性……ではなく、モデルの男性と同じくらいりりしい顔つきのハスキー犬「LUNA」ちゃんのインスタ。
イケメン飼い主さんと同じような表情での写真が人気を博し、フォロワー数が少し増えてしまいましたが、このように犬や猫が人気インフルエンサーとなることもあるのです。
【ナノインフルエンサー】
マイクロインフルエンサーよりももっと狭い範囲で人気のインフルエンサーがナノインフルエンサー。
フォロワー数も1000人~1万人未満ですが、共通の趣味を持つ同士が集まっていたり、この範囲であればコメントなどでやりとりも多くなるため、より信頼性もあり、PR効果の高い層でもあります。
ナノインフルエンサーの例:kit layfieldさん
ネット上でイラストを販売しているKitさん。
数多くの作品をInstagramに掲載しており、正にイラストに特化したナノインフルエンサーとして、インターネットショッピングにつなげています。
【ライトインフルエンサー】
フォロワー数1000人前後と決して多くはありませんが、一般人として交友関係が広く、フォローしてくれているユーザーからの指示も厚い層になります。
エンゲージメントも高く、場合によっては企業からの依頼も無料で行ってくれる場合もあります。
Instagramを始めたての場合もフォロワー数が少ないものですが、目安としてはフォロワー数>フォロー数と、フォローしている人数よりも、フォロワー数が多い場合は、その人に注目が集まっていると考えてもよいのではないでしょうか。
インフルエンサーの4つのタイプ
フォロワー数による段階とは別に、Instagramに投稿する内容の傾向によるインフルエンサーの4つのタイプがあります。
【芸能人・モデルタイプ】
既に芸能活動をしており、世間的にも知名度のあるタイプ。
日常の写真を投稿するだけでも多くの共感を得ることができます。
例:藤田ニコルさん
【フォトグラファータイプ】
プロアマ問わず、高クオリティーな写真を多く投稿するタイプで、フォロワーからの人気もあるタイプです。
特定の写真を撮っている場合でも、それが芸術的に美しい事もあります。
例:henrythecoloradodogのHenry と Balooの飼主さん
【クリエイタータイプ】
ある特定のテーマに沿った内容を投稿し続けるタイプで、料理やアート、ファッションやメイクなどがInstagramでは多いです。
トム・ハンクスが道ばたに落ちている手袋や靴下を投稿し続けていたことも有名な話ですね。
例:トム・ハンクス
【職人タイプ】
自分の作ったアートやハンドメイド作品、料理などを投稿するタイプで、サイトへ誘導し、販売につなげていることもあります。
例:マリさん
タイプに合ったインフルエンサーを
このように、インフルエンサーマーケティングと一言でいっても、人気のあるインフルエンサーを選べば良いというだけではなく、エンゲージメントの高さや、インフルエンサーのタイプなどを考えて、最も適切なインフルエンサーさんに依頼するのが効果を得るためのポイントです。
どのようなインフルエンサーが良いか、どの程層が一番適しているかなど解らない場合は、プレテイクなどのインフルエンサーマーケティング会社に相談するのがおすすめです。