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インフルエンサーの活用が成功した3つの事例

エミコ
2019.06.09
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インフルエンサーマーケティングに依頼して成功したケースの事例を紹介

インフルエンサーマーケティングはその市場を拡大していき、今ではテレビや紙広告に匹敵する程の力を持つようになりました。

しかも、インフルエンサーマーケティングの場合、かかるコストが旧広告媒体に比べてかなり安く済むということもあり、サービス・商品を取り扱う企業としては目の離せない存在でしょう。

ですが、いくらインフルエンサーが良いと言われても、実際の効果はどのようなものなのか、費用対効果の具体的な例はないのか……などと、新しい媒体故の不安はあるかと思います。

現に、「よくわからないから使わない」というケースもあり、会社内で意見が分かれてしまうことも少なくありません。

そのような勿体のないことのないよう、インフルエンサーマーケティングを活用した際の具体的な成功事例を紹介したいと思います。

UNIQLOが依頼したのはアラ○○のモデル

普段は空港会社に勤務している一般OL(?)の「藤井明子」さんに依頼をしたのが、あの衣類大手会社のUNIQLO。

 

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先日、@uniqlo さんのブラトップの撮影に参加させていただきました。 ブラトップは締め付けないのにフィット感があって、安心安定の着心地の良さ! しかも、冬は毎日上下装備するヒートテックに付いちゃってるとか、もはや年中ブラジャーがいらない予感← 安定のフィット感とUネックだったり8分袖だったり、楽チンな上に服の邪魔をしないのも毎日着ちゃう理由のひとつ♡ #ヒートテックは皮膚です #タンス一段ヒートテック #ブラトップの進化半端ない #もうブラいらない #いや元々いらないと思ってた← #平たい前面族 #ブラトップ姿を世に晒す日が来るとは #秋冬もブラトップ #BRATOPlovers #ヒートテックUネックT #PR

藤井明子さん(@fujiko0207)がシェアした投稿 –

OLとは言ってもモデル業務もしており、Instagramに投稿されている写真はどれもおしゃれな物ばかり。

驚くべき事は、この美しさ、この肌のきめ細かさで実は「アラフォー」。

そんな彼女の美の秘密を知りたく、彼女のスキンケアやメイク、普段のコスメやファッションが投稿されているInstagramは当然人気。

そんな魅力にフォーカスし、一般の人では難しいヒートテックなどの商品を紹介してもらったのがUNIQLOだったのです。

このように、着こなしが難しい、被写体にこだわりが必要である……といった製品の場合、完全の一般のインフルエンサーさんを使うよりも、写真慣れしており、モデルの仕事の経験もあるような方に依頼した方が、より一層魅力を引き出し、宣伝効果も高まると言えるでしょう。

費用対効果がわかりやすいエミレーツ航空の事例

こちらはYouTuberを使用した例ですが、シャワールーム付きのファーストクラスで有名なドバイの空港のエミレーツ航空社は、アメリカの有名YouTuberキャシー ナイスタット氏が購入したビジネスクラスのチケットを、無償でファーストクラスにグレードアップしてあげました。

当然、大喜びしたナイスタット氏は、エミレーツ航空のファーストクラス内の食事やベッド、シャワールームなどをレポートとし、動画でYouTubeに載せたところ、1週間で、1800万回もの再生数を記録。

2019年6月現在では、6540万回も再生されています。

実は、エミレーツ航空では、クリスティアーノ・ロナウド氏を起用した動画をYouTubeに載せていたのですが、それでも800万再生程度。
※現在では削除されています※

当然、ロナウド氏に依頼をするとなると、かなりの高額のギャラを支払う必要性があるのですが、ナイスタット氏が動画を上げてくれたこのケースの場合、ファーストクラスとビジネスクラスの差額、約16,000ドル(日本円で約172万)で済んだ上、脚本、収録、編集、そして宣伝までもナイスタット氏がやってくれたのですから、かなりの費用対効果があったのではないでしょうか。

最も上手にインフルエンサーを使用しているかもしれない「ヘザー」

女性向けアパレルブランド「Heather」は国内に64店舗のリアル店舗を持っているのですが、そのヘザーさんのインフルエンサーマーケティングは見本にしても良いのではないかと思われるほど、最も上手にインフルエンサーさんを活用しています。

「ミーハーな女の子に向けて」がヘザーさんのブランドコンセプトともあり、SNSとの相性は抜群。

初めの頃は、自社製品の服を着たスタッフが、自分のSNSに投稿していたところ、その投稿を見本に店舗に来るお客様が増加。

「ヘザー公認インフルエンサー」に「#ヘザー公認インフルエンサー」というハッシュタグを使用して投稿してもらい、そのコーディネートを「真似したい!!」と思った女の子達が、お店に来るようなルートが確立される様になりました。

 

 

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. . . @lissi__boutique 🥮💐 . . .

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2019年3月現在のヘザー公認インフルエンサーは25名。

いずれもお店のスタッフであることから、安心感・信頼感もある上に、もちろんお給料としての支払はしていますが、モデルなどを外注するよりもコストパフォーマンスはかからず、さらに、「お店に行けば、あのコーディネートをしていたインフルエンサーさんがいる」という目的を持って、お客様に来ていただけるメリットがあります。

探すとたくさん出てくるインフルエンサーマーケティングの事例

この他にも、大手製菓子メーカーが「ハッシュタグと写真とを一緒に投稿すると、抽選で○○をプレゼント」とか、1100円均一のメーカーは自社製品の塗り絵などを、ハッシュタグと一緒に投稿すると企業ページに掲載してくれるなどの企画をし、人気を博したこともあります。

このように、インフルエンサーマーケティングは使い勝手も、コスパにも優れた現代のマーケティング手法。

「よくわからないから使わない」というのはとても勿体ないことなのです。

不安な場合、マーケティング会社などに質問することで、たくさんの事例を紹介してもらえるはずですので、ぜひ、興味があれば、質問をしてみましょう。