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インフルエンサーマーケティングの3つの失敗例と対策

アバターエミコ
2019.11.21
失敗

インフルエンサーマーケティングの失敗例を知り避ける方法を身に付けよう

インフルエンサーマーケティングの成功例というのはよく耳にするかと思います。

「100%成功する」

「低予算で大きな効果を得ることができる」

「簡単」

「広告代理店に頼むより楽」

そんな耳障りの良い言葉が流れてくるかもしれませんが、ちょっと待った。

100%成功するマーケティングなんてありません。

確かにインフルエンサーマーケティングは低予算で大きな効果を得ることができますが、それはやり方を心得ているから。

また、簡単に宣伝効果を得ることができるというのも、マンパワーや予算にもよるところが大きいので、そんなに簡単にはできません。

このようにインフルエンサーマーケティングが広まるにつれ、成功例ばかりが目に付くようになってしまいましたが、もちろん、その裏には数多くの失敗例があるのです。

それでは、今回はインフルエンサーマーケティングに失敗した例と、「失敗しないために必要なこと」をお伝えしたいと思います。

■■目次■■

メールのコピペで大失敗!一気に信用を落としてしまった企業とインフルエンサー

コピペ

モデルであり、テレビタレントでもあったスコットさんは、インフルエンサーとしてプロテインメーカーと契約することにしました。

その仕事内容は、提供された商品を使用して、その感想等と共にInstagramに投稿すること。

ごくごく当たり前のインフルエンサーマーケティングの流れだったのですが、ここで企業が思いもよらなかったミスをスコットさんがやってしまうのです。

それが、「メーカーから送られてきた内容をそのままインスタの文章にコピペして投稿してしまう」ということ。

スコットさんは、プロテインと一緒に撮った写真をと共に、『それでは午後四時に以下のことを書いて投稿してください――』と、プロテインメーカーから送られてきた文章を丸ごとコピペして、投稿ボタンを押してしまったのです。

当然、それを見ていたフォロワーさんが指摘。

スコットさんはコピペしてしまった指示文を削除して、広告を貼る際に必要な#adハッシュタグ(広告を意味しています)を追加。

ですが、証拠として初めの投稿のスクリーンショットしていたフォロワーさんたちに一気に拡散され「やっぱり企業から言わされているのではないか!!」と批判コメントが殺到するように。

あっという間に炎上し、企業のイメージもガタ落ちとなってしまったのです。

【こうならないためにも】

このようにインフルエンサー側の投稿ミスで、企業側まで炎上してしまうことは少なくありません。

こうした事態を防ぐためにも、インフルエンサーと企業が一緒に文章を考えたり、インフルエンサー自身に文章を考えてもらう。

もしくは、企業自身が投稿する場合はプロのライターに文章を作成してもらうなどといったことが、対策として大切でしょう。

当選者がわからないキャンペーン企画で抗議殺到!?

キャンペーン

アメリカの格安航空会社「ジェットブルー」は2019年3月に、搭乗料一年無料キャンペーンを始めました。

やり方は、ジェットブルー社のロゴとキャプション、そしてキャンペーンのハッシュタグを投稿し、当たると、1年間搭乗料金が無料になるというキャンペーンで、多くの人から注目を浴びていました。

 


にも関わらず、ジェットブルー社はキャンペーンをさらに盛り上げようと、トラベル系・ファッション系を中心とした複数人のインフルエンサーとタイアップしたのです。

ここまでは、まだ、しっかりとしたインフルエンサー系のキャンペーンのやり方だったのですが、この先が問題。

何と、インフルエンサーたちが投稿した文章に、キャンペーンの詳細が書かれておらず、混乱したフォロワーたちから非難のコメントが。

しかもジェットブルー社はキャンペーン終了後に、当選者を公式に発表することもなく、また、当選者が出たという情報もなかったため、「偽のキャンペーンだったのでは!?」とジェットブルー社の公式アカウントに、抗議のコメントがたくさん寄せられるようになってしまいました。

こうなると、もう、次のキャンペーン時にはほとんどの人が乗って来なくなり、「どうせまた嘘だろう」とそっぽを向かれてしまうようになるのです。

また、信用のないアカウントをフォローする人もいません。
フォロワー数もぐっと減ってしまいました。

【こうならないためにも】

まず、ジェットブルー社とタイアップしたインフルエンサーたちは、キャンペーンの情報を公開しなかったことによって、非難されました。

これでは、応募方法がわかるわけもなく、ただの宣伝になってしまいます。

そして、次に「情報のオープン」を求められるネット上において、当選者の公開をしませんでした。

もちろん、プライバシーの保護も大切なので、必ず名前を公表しなくてはいけないということはないのですが、「当選した」という情報も全く上がらないのも少し謎。

インフルエンサーマーケティングにおいて最も大切なことは「信頼」ですので、情報の公開はないものの、その後の話など追記しておくことも必要だったかもしれません。

特にフォロワーの行動喚起が目的であるなら、混乱させないようキャンペーン情報は徹底すること、そして、一言「当選者はイニシャルを公表します」や「当選者の感想をいただきます」といった条件を加えて、より信頼できる情報であることを証明する必要はあったでしょう。

インフルエンサーマーケティングの失敗事例として必ず持ち出されるフェス事件

フェス

これは、「インフルエンサーマーケティングの失敗事例」として、代表的な例だとよく持ち出される事件。

2017年4月に、バハマで大注目の音楽フェス『ファイア・フェスティバル(FYRE Festival)』が行われました。

超人気セレブやスーパーモデルを招き、有名ミュージシャンやDJが来ることとなり、安いチケットで500ドル(約5万5千円)、高いチケットでは、超豪華な食事とチャーター機代、宿泊施設などを込めた2750万のチケットまで売れたというほどの、大注目のフェスでした。

この宣伝として、多額の費用をかけて400人を超えるインフルエンサーたちがプロモーション投稿を行い、この高価なチケットであっても売り切れるほどの宣伝効果があったのですが……。

なんと、蓋を開けてみれば「宿泊施設は簡易テント」「食事は発泡スチロールに入れられたへなへなのチーズサンドイッチ」「DJもミュージシャンもこない」そして、旅行費込みのはずは帰りの手配がされておらず、数千人の参加者が孤島から自力で脱出するという、リアル『強制』脱出ゲームをすることになってしまうという、トンデモ事態だったのです。

当然、ファイア・フェスティバルは中止となり、主催者は詐欺罪で逮捕。

インフルエンサーたちは信頼を大きく失うこととなり、世にインフルエンサーマーケティングの力を示し、同時にインフルエンサーの責任について考えさせられる事件となったのです。

 

 

この失敗は99%主催者の愚かさが産んだことなのですが、1%は企業側とインフルエンサーたちがガイドラインの知識を持たなかったことによることもありました。

この時、多くのインフルエンサーたちはスポンサーシップを開示せず、自分たちもファイア・フェスティバルにあたかも参加しているようなフリをして、フォロワーたちにチケットの購入を促しています。

FTC(連邦取引委員会)はインフルエンサーマーケティングを行う際のガイドラインを設けており、スポンサーはもちろん、インフルエンサーたちもそのルールに従う義務がありますが、そもそものその知識がなかったのです。

もし、インフルエンサー側が正しい情報を開示していたら、フォロワーたちがこの高いフェスのチケットを買うことはほぼなかったでしょう。

もし、スポンサーが正しい情報をインフルエンサーたちに開示していたら、こんなずさんなフェスに関わるインフルエンサーはほぼいなかったでしょう。

ガイドラインを無視した揚句、双方は世間からの信頼をなくしてしまったのです。

【こうならないためにも】

もちろん、これは主催者側の無知や愚かさが生みだした、残念な事件です。

しかし主催者としては「集めたお金でなんとかできるであろう」という考えがあったのです(実際はどうにもなりませんでしたが)。

もし、ここでインフルエンサー側から「それは詐欺に等しい」と拒否されることがあれば、主催者も気が付くことがあったかもしれません。

インフルエンサー側ももちろんですが、企業も自身の身を守るためにも、情報は公開し、契約はしっかりと取り行うことが必要ということが分かりました。

失敗の可能性を減らすためにも

炎上させないためにできること。

インフルエンサー側の信頼を落とさないようにできること。

逆に企業の信頼を落とさないようにできること。

こうした『失敗』の可能性を減らすことは、数多くあります。

ですが、自分たちだけでインフルエンサーマーケティングを行っていると、どうしても視野が狭くなってしまったり、不慣れな部分が生じてしまうなどし、思いもよらなかったことから事件が発生してしまうこともあります。

そうならないために、初めのうちは当社のように、インフルエンサーマーケティングに慣れた会社に依頼するというのも手でしょう。

プレテイクでは、文章はプロのライターが、写真はプロのカメラマンが、インフルエンサーたちは、直々に契約している信頼のおけるものたちが揃っており、WEBコンサルの知識もあるため、リスクヘッジをとった提案もできます。

インフルエンサーマーケティングに少しでも不安があるようでしたら、そして、インフルエンサーマーケティングなんて簡単だと思っているようでしたらなおさら、一度プロに相談してみてはいかがでしょうか。