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Instagramのリツイート機能「リポスト」について丸わかり
Twitterの拡散力というものは、実は「リツイート機能」にあると言っても過言ではありません。
リツイート機能とは、誰かが投稿した文章をボタン一つで自分の投稿画面に表示させる機能のこと。
もちろんそこにコメントも書けますが、わかりやすく例えると「〇〇さんがこんなことを言っていたよー!!」と自分の友人知人(フォロワーたち)に伝えるようなこと。
ふた昔前では井戸端会議や飲み会の席で「あいつ、こんなこと言っててさ~」なんてことを、今ではボタン一つで、「正確に」伝えることができるという事なのです。
そんな機能があるTwitterでは、キャンペーン情報はもちろん、自分たちの賞品やサービスを利用してくださったお客様の声などをリツイートしたり、されたりすることで、より多くの人に知ってもらうことができ、情報を広めてもらうことができます。
もちろん、その分悪い情報も広まりやすく、それが「炎上」という形で出てしまうと最悪なのですが、上手に使えばとてもポジティブな拡散方法になります。
このリツイート機能、実はInstagramには今までありませんでした。
そのため、Instagramは拡散力に弱いと言われてきたのですが、リポスト(再シェア)ができるようになり、Twitterほどではないにしろ、より拡散力が強くなりました。
今回はそんなリポストについて、「超」詳しくお伝えします。
- 補足
- リポスト(Repost)は、リグラム(Regram)という呼び方もありますが、便宜上ここではリポストに統一します。
Instagramのリポストとは?
リポストとは、冒頭で説明したように、TwitterやFacebookで他の人の投稿をリツイートするのと同じく、自分のタイムライン上に他の人の投稿を再投稿して見てもらうこと。
シェアと同じイメージで大丈夫ですが、ボタン一つでシェアができるTwitterやFacebookと異なり、Instagramの場合他のアプリを使う必要があったり……と少々手順を踏む必要があり、やや手間がかかります。
ちなみに、リポストされた投稿には、写真の左下にアイコンとユーザーネームのラベルが付いているので、見分けが簡単にできます。
また、普通の投稿とは別に、ストーリーズを使って他のユーザーの投稿をシェアする方法もあります。
この場合、別アプリを使用する必要はなく、シェアしたい投稿の表示ぺージの写真(動画)のすぐ下にある「飛行機マーク」のアイコンを押せば「ストーリーズに投稿を追加」という文字が出てきますので、そこを選ぶと簡単に自分のストーリーズにその投稿を載せることができます。
※ただし、ストーリー画面に表示されるのは写真や動画のみです※
そこからさらに、「もっと見る」をタップし、「投稿としてシェア」を選ぶことによって、別アプリの利用無しで、自分の投稿画面にその写真を投稿(シェア)することもできます。
リポストのやり方は?
リポストの方法は、上記の「一度自分のストーリーズに投稿し、そこから『投稿としてシェア』を選び、自分の投稿画面にシェアする」というやり方がInstagram内だけでおさまり、簡単な方法なのですが、一度ストーリーズにそのシェアする内容が上がってしまいます。
もちろん、ストーリーズを削除すればよいだけなのですが、それが手間……と思う場合は、リポスト用アプリを使用するとより簡単にできるでしょう。
【Instagramのリポスト用アプリ紹介】
①Photo Around
一番人気のリポストアプリ。
リポストだけではなく、画像などの保存やダウンロード、ブックマークなどができるため、使用者も多いアプリです。
また、Twitterとの連携ができるため、Twitterの投稿をInstagramでシェアすることも可能。
関連⇒Photo Around
②Repost for Instagram & Twitter
こちらも、Photo Aroundと同じくらい人気のアプリ。
操作がとてもシンプルで、自分のアカウントの分析機能も付いており、もちろん、Twitter連携機能があるため使用者も多数います。
ただ、無料版だと広告表示が多いため、そこが難点として、Phot Aroundが一番人気とさせていただきました。
関連⇒Repost for Instagram & Twitter
【Instagramリポストのやり方】
Photo Aroundを使用してのリポストの方法はとても簡単です。
まず、Instagramはもちろんとして、Phot Aroundもインストールしておきましょう。
そして、Phot Aroundを起動させます。
そこから…………。
- 自分のInstagramアカウントでログイン
- リポストしたい画像を表示させる。
- 画像の下にある「リポストマーク」(矢印が回転しているマーク)をタップ
- リポストシールの位置・リポストシールの色の変更・テキストの挿入があるようなら選びます(デフォルトでもOK)
- 「キャプションをコピーしてRepost instafuram」をタップ
- 編集した写真がカメラロールに保存され、「Instagramを開こうとしています」と出るので、「開く」をタップ
- 「ストーリーズ」か「フィールド」どちらに投稿するか出るので、フィールドをタップ
- そこから先は、Instagramの投稿と同じ要領で進めていき、リポストの完了となります。
別口のリポストアプリを使うのが手間か、ストーリーズに一度アップしてしまうのが手間か……そこは難しいところですが、自分の好きな方法でリポストしていきましょう。
リポストの際のマナーとは?
Twitterとは違い、文章丸ごとそっくりそのまま投稿されるものではないため、いくつかマナーがあります。
まず、「リポストさせていただいたお礼を伝える」ということは大切でしょう。
投稿者に事前の許可を得るということでも、もちろん大丈夫ですが、自社製品などのリポストの場合、お礼の言葉をキャプションに書いておくなどでも大丈夫。
丁寧なやり方の場合はDMでお礼を伝えるなどもできますので、ともかく、相手の投稿画像を使わせてもらったお礼を伝えましょう。
そして、ここも大切なのですが、「リポスト投稿であることを明記する」ということも大切。
もちろん、リポスト投稿の場合、画像の左下にアイコンとユーザーネームのラベルが付いているのでわかりますが、それでもキャプションに「#repost」「#リポスト」のハッシュタグを入れたり、リポストであるという旨を文章で書いておくなのの配慮は必要でしょう。
もちろん、リポスト投稿であることを記載すると同時に、リポスト元を明記することも大切。
キャプション欄かコメント欄に「@〇〇〇(ユーザー名前)」と相手方のアカウント名を貼ることで、元の投稿者のメンションリンクを貼ることができます。
最後に、一番大切なことがあります。
それは、「勝手に相手の投稿内容を編集しない」ということ。
それはFacebookでもTwitterでも同じなのですが、画像や映像がメインのInstagramにおいては特に著作権侵害は気にしたいところ。
リポスト投稿したといっても、その内容の著作権は元のユーザーにあります。
色変更やフィルタリングはもちろん、文字の入力や、トリミングも絶対に行わず、元の投稿の内容そのままにリポストするよう心がけましょう。
少々うるさい……と感じるかもしれません。
特に、インターネットに慣れていない上の世代、そして、インターネットに慣れ過ぎている若い世代は、著作権やネットマナーに疎いケースがあり、トラブルを起こしやすいといわれています。
せっかくの善意を善意で返すつもりが、相手に迷惑をかけたり、トラブルの元になってしまっては目も当てられません。
- 「絶対に相手の内容を編集して投稿しないこと」
- 「リポスト元を明記すること」
- 「リポストであることを明記すること」
- 「一言、お礼を伝える(書く)こと」
この4つを守り、気持ちよくリポストするようにしましょう。
自分の投稿がリポストされると?
リポストする側の手順はわかったとして、逆に自分の投稿がリポストされたら……。
実は、リポストされてもTwitterと違いお知らせが来るわけでもないため、「気が付きません」。
そのせいもあって、上記の「マナー」が重要になってくるのです。
知らない間に自分の写真が人の物として投稿されていたら?
自分の名前が書かれていたとしても、リポストされたことに気が付かなかったら?
前者は著作権侵害になりますし、後者は少し寂しい気分になりますよね。
そうさせないためにも「@+ユーザーネーム」を入れることで、元の写真の投稿者に「あなたの名前が投稿されましたよ」というお知らせが行くようにしているのです。
またこうすることによって、相手方へのリンクがつながりますので、より一層相手への敬意が伝わるようになります。
リポストを使いこなしてより多くの人に情報を拡散しよう
マナーや別アプリの必要性などもあり、ちょっと敷居が高く感じるリポストですが、Instagramは日々膨大な量の写真や動画が投稿されていきます。
その中でリポストされるというのは、より多くのユーザーの目に留まるという事でもあり、また、あなたの投稿を気に入ってくれた人がいたという証でもあります。
もちろん、企業側としての「使ってくれてありがとう」という感謝の気持ちを表す場にもなりますし、とても良い宣伝の場にもなります。
何より、多くのユーザーとの購入を深める技でもありますので、ぜひ積極的にリポストを試していただければと思います。
プレテイクでは、よくある「投稿するだけの代行会社」「インフルエンサーを紹介するだけの仲介会社」とは異なり、WEBマーケティングに力を入れ、インフルエンサーマーケティングによりよい方法を提案することができます。
もちろん、リポストのやり方などについても提案などすることも可能です。
「リポストについてもっと知りたい」
「リポストをしてみたいけど、少し怖い」
そんな方は、ぜひプレテイクにご相談ください。