SNSマーケティング

インフルエンサーマーケティングを始める前に注意すべきことは?

エミコ
2019.07.16
下調べ

インフルエンサーマーケティングは手軽に始められる分注意すべきポイントもあります

「インフルエンサーマーケティングをやってみよう」

そう思ったらすぐにでも始められるのが、SNSマーケティングの利点なのですが、実際に行う前に少し注意すべきポイントがあります。

手軽に始めることができる分、当然ながら炎上する可能性や、ニセインフルエンサーに依頼してしまう問題もあります。

また、何の準備もないままインフルエンサーマーケティングを行った場合、思っていたような結果を出せずに終わる可能性もあります。

そうならないためにも、事前に「これだけは準備・確認しておこう」というポイントをわかりやすくまとめてみました。

事前準備その1 「目的」と「目標」を明確にしておく

スタート

どのようなマーケティングにおいても「目標」と「目的」は明確にしておく必要がありますが、インフルエンサーマーケティングでもそれは同じ。

もし、漠然と「宣伝効果が見込めるかも……」と行った場合、「費用対効果はあったのか」「今後も続けるべきか・やめるべきか」という判断が付きにくい上に、なによりそもそもの目的としていた「宣伝効果」そのものが得られないこともあります。

もちろん、目的によってはインフルエンサーマーケティングではなく、他のマーケティングやPR方法の方が有効になることもあります。

例えば「来客はご近所のリピーター様のみでよい」という場合、不特定多数に広がっていくインフルエンサーマーケティングよりも、ポスティングや地域新聞、チラシといった方法でPRしていった方がはるかに目的としているお客様に来ていただけます。

また、目的や目標が明確化していない場合、囲うインフルエンサーが商品やサービスにマッチしておらず、思ったようなPR効果が得られないこともありますので、この二つの設定はなによりも重要となるでしょう。

【目標設定をする場合の例】

  • 商品(サービス)は〇〇なので、客層としてマッチしているフォロワーの多い〇〇系インフルエンサーに依頼。
    そこからの商品(サービス)の売り上げを、〇か月後に〇〇件(〇〇円)得られるようにする。
  • キャンペーンを開催し、商品(サービス)ハッシュタグを〇〇件得るようにして、認知度を広める。

事前準備その2 商品やサービスにマッチしたインフルエンサーを探す

探す

目的と目標が決まったら、今度はその目的にマッチしたインフルエンサーを探しましょう。

インフルエンサーマーケティングは「どういったインフルエンサーに依頼するか」ということが、最も目標達成に直結する部分です。

フォロワー数が多いだけではなく、自分の持っている商品やサービスにマッチしているかどうかをしっかりと見極めたうえで、依頼することが大切です。

場合によっては、プレテイクのような多くのインフルエンサーを抱えた会社に依頼しても良いでしょう。

事前準備その3 ステルスマーケティングにならないようにする

拡散

インフルエンサーマーケティングで最も危険視されるのが「炎上」。

ですが、インフルエンサーが真面目な方で、一生懸命投稿してくれていたとしても、「#PR」や「#広告」などのハッシュタグを忘れてしまったり、あたかも依頼されていない風な投稿をしてしまうとそれだけで炎上の元となります。

その辺りに気を付けてもらうよう、インフルエンサーとの事前準備・打ち合わせは大切でしょう。

また、ハッシュタグの問題だけではなく、「どのような内容がよいのか」「どれくらいの頻度で更新してほしいか」などのルールも明確化し、契約していくことが大切です。

もちろん、インフルエンサーも人。

特に、多くのフォロワーを抱えたプロ意識のあるインフルエンサーほど、ポリシーや要望も出てきます。

互いに要望やイメージを出し合い、しっかりと契約をしていくことが大切です。

ただし、場合によっては複数名のインフルエンサーに依頼し、投稿していくこともあるでしょう。

その場合、一人一人を管理していくのはとても大変だと思います。

一人、二人では管理しきれない体制である場合は、やはり、プレテイクのような仲介会社に依頼しておいた方が安全です。

事前準備その4 どのプラットフォームを利用するか決める

プラットフォーム

これは事前準備その3の前に決めてもよいことですが、インフルエンサーマーケティングを行う場合、いくつかSNSプラットフォームが存在します。

Instagram/Twitter/Facebook/YouTube

これらそれぞれ、マーケティング方法や得手不得手、客層、特徴などが異なります。

どういったマーケティング方法でPRしていきたいのか。

自分たちの商品(サービス)に合った客層はどれか。

この二点をしっかり把握し、どのSNSを利用してマーケティングするかを決めていきましょう。