SNSマーケティング

マーケティングのためにSNSやブログなど複数のツールを利用する理由とは?

エミコ
2021.04.14
SNS

インスタやTwitterやブログ等複数のツールでマーケティングする意味とは? 目的別使い分けについてお伝えします

企業に限らず、今日では個人であっても、「広告収入ができそうな食べ歩き日記はブログで」「親密な友達との交流はFacebookで」「映える写真投稿はInstagramで」など、複数のSNSを使い分けることは当たり前の時代。

WEBマーケティングを行う場合、WEBサイトはもちろん、各種SNSやブログの更新など、複数のツールの利用をお勧めしています。

ですが、企業の場合個人と異なり親密な友達とのやりとり……というワケでもなければ、広告収入を狙っているワケでもありません。
また、投稿する内容は業務のこと。
例えば商品の宣伝であったり、企業のアピ―ルに限っているはずなのに、なぜ複数のツールを使わなくてはいけないのか。

今回はそんな疑問にお答えすべく、『複数のツールを使う理由』『各SNSの利用目的』について、お答えします。

複数のツールを使い分けるのは大変? でもすごい利点があるのです

どのように

  • Instagram
  • Twitter
  • Facebook
  • TikTok
  • LINE
  • soundcloud
  • LinkedIn
  • Pinterest
  • mixi
  • ウィメンズパーク

ざっとメジャー処のSNSを上げてみただけですが、こんなにもたくさんの無料SNSがあります。

さらに、情報発信ツールとしては当たり前のブログや、動画配信サービスのニコニコ動画やYouTubeも、マーケティングのためには必要とされるものですし、何より自分のネット上でのお店、自社ビルでもあるサイトも更新必須の大切なマーケティングツール。

こんなにたくさんのツールを使い分けるのは実はとても大変な事なのですが、成功している企業のほとんどは、なにが自社にとってマッチするツールかを見極め、適切に利用してその恩恵を十二分に得ているのです。

そもそもなぜ複数のツールが必要かと言うと……。

ブログが必要な理由

まず、WEBマーケティング業者が一番始めにオススメするのは『ブログ』。

更新もできる限り頻繁に行う事をおすすめし、ある程度の集客が見込めるようになって初めて「週1~2回の更新へとペースダウンしてもよい」とするほど、重要なツールなのですが、その理由は『自社サイトを知ってもらう、人を集めるために最も優良な方法だから」なのです。

例えば何かの教室……英会話教室や卓球教室などを運営しており、サイトをちょくちょく更新するようなことができなかったとしても、ブログさえ更新していれば、それでもGoogle検索で上位に出ることができ、人目に触れる機会が増えます。

また、InstagramやTwitterをやっていないユーザーがいたとしても、『インターネット検索自体を行わない人』というのはめったにいません。
しかも、人目に止るようになれば、Instagramをやっている人が来店しInstagramに写真を投稿してくれたり、Twitterで発信してくれる可能性もあります。

そのためブログをマメに更新して、Google検索で上位に出ることが『WEBマーケティングの第一歩』とも言えるのです。

これは極論なのですが、TwitterやInstagramなどのSNSサービスはいつか無くなってしまう可能性があるのですが、よく考えたらWEB検索サービス自体がなくなることは、人類が衰退するレベルの何かが起こらない限りあり得ないため、作ったWEBサイトやブログというのはある意味、永遠に残る財産……とも考えられるかもしれません。

各種SNSが必要な理由

さて、InstagramやTwitter、SNSとはちょっと異なりますがYouTubeなど、情報発信ツールを使い分けることというのは、ブログの投稿とはまた少し異なった重要性があります。

いずれも「ユーザーに気がついてもらい、集客につなげる」という点では同じ事なのですが、「検索しないと出てこない情報をより検索されやすく。場合によっては半強制的にユーザーの画面に表示させることができる」という点において、SNSはかなり強い武器となります。

例えばInstagram。

もし綺麗な写真を撮ったり、2~30代の女性向けの投稿が可能な商品であれば、#(ハッシュタグ)検索で商品名に限らなくとも、近い言葉を入れることで自社製品の投稿が表示されるかもしれません。

あまつさえ人気が出て上位に出るようになれば、ホーム画面で自動的にユーザーの画面に表示されたり、ユーザーのフォローをしているフォロワーからも確認してもらえることもできます。

こうした拡散力や、人気投稿が自動的にされていく機能を利用すれば、より多くの人の目に止ることができるのです。

「吸引力の強い掃除機が欲しい」と思ったときに『吸引力 強い 掃除機』で検索して、出てきた情報の中にダイソンの掃除機が出てくるようにする……というのがブログの力。

知り合いがダイソンの掃除機を使っていて「これいいのよ!」と口コミを耳にしたり、家のポストにチラシが入っていたり、TVを観ていたらCMとして商品情報を目にする……という環境を作るのがSNSと思ってもらうと、わかりやすい例えかもしれません

各種SNSの特徴と向いている商品・サービス

Instagram

インスタ風

インスタに投稿する写真をイメージするとこのような感じ。

おしゃれで、写真映えのする商品を取り扱っていたり、2~30代の女性を対象にしたサービスには最適なSNS。

拡散力はあまりないため、マメな更新は必須ですが、あまり投稿回数が多くても嫌がられることもあり、女性に意見を聞きつつ人気の出る投稿ややり方を模索していくのがベスト。

最近では英会話教室などでのワンポイントアドバイス動画(発音や、ちょっとした演技を入れてイギリスやアメリカの文化の違いを伝えてみたり)といったものも非常に人気ですので、『画像』『音声』『動画』で誘える業種はInstagramをオススメします。

もちろん、ファッションやコスメといった、アパレル関係の投稿もベストマッチです。

Twitter

ハーブ

同じお茶の投稿でも、ちょっとひと味変えて『各種茶葉』の写真がウケそうなのがTwitter。

画像や動画が投稿できるといっても、150文字の文章がメインのTwitterは、より詳しい情報を載せて配信したり、逆に「おっ!?」っと人の目を惹くような投稿がオススメ。

ただし、拡散力も大きい分、炎上するとあっという間に燃え広がります。

そのため、しっかりとしたリテラシーのある人が担当となってTwitterを使うことをおすすめします。

Instagramと異なり、写真や画像にしにくい業種でも投稿しやすいため、サービス業や教育・商材系、また医療や公的機関などの情報発信ツールとしても役立ちます。

ちなみにTwitterで好まれるイメージはおしゃれやお堅いというよりも『親しみやすさ』。

警察のアカウントでありつつも、「鼻血なう……」などの呟きで「ギャップが面白い!」「親しみやすい!」とニュースになる程人気になった警視庁犯罪抑止対策本部のTwitter「@MPD_yokushi」も、親しみやすさや、イメージとのギャップを逆手に取った素晴らしいアイデアです。

Facebook

お茶会

お茶はお茶でも、お茶会の写真を投稿しそうなイメージがあるFacebook。

自営業者の場合、仲間内とより親しいやりとりをできるFacebookは、少し意識高めの投稿がおすすめ。

もちろん、企業の投稿もガッツリしっかりとしたお堅い物の方がウケることも。

それもこれも、Facebookは4~50代の男性利用者が多く、またシェア全体を見ると、日本人よりも英語圏の利用者の方が多いため、英訳文も載せてしっかりとしたアカウント作りをした方がよいから。

ショップ機能や動画機能もあるため、人によってはFacebookでも十分という場合もありますが、新規ユーザを考えると少し敷居が高いため、商品が男性やビジネスパーソンタイプではない場合は、そこまで必要となるSNSでもないかもしれません。

YouTube

言わずと知れた動画配信サービス。

動画で説明したい英会話教室はもちろん、整体やフィットネス系などの宣伝にもとても有効です。

拡散力はないように思えますが、Twitter等への共有もしっかりできますし、動画なのでInstagramやFacebook、ブログでも流用しやすいという利点があります。

ずっと投稿する内容なんてない……と思った場合でも、自社CM動画など1~2個作るだけでもアカウントは有効なので、ぜひ視野に入れてもらいたいツールです。

もちろん全てを使う事がベストですが……

この他、LINEでも情報の配信はできますし、soundcloudは音楽配信用のサービスなので、音楽作成業者やアイドル事業などでしたら絶対にオススメのSNSです。

このように、合うSNSというは必ずあるため、情報発信ツールとして必ずなにかをやることをおすすめしたいのですが、一番良いのは全てを使う事。

ブログを更新し、そのブログの更新情報をTwitterやLINEに流す。

それと同時に、ブログで使用した画像をInstagramに使用して、Instagramからの集客を得てみたり、動画を作成し、YouTubeからの集客もする。
もちろん、Pinterestで自動的に画像が表示される設定にしておけば、ブログ投稿するだけでPinterestにも画像が出てくるので、手間もかかりません。

また、共有が楽にできるFacebookにはTwitterやInstagramの更新をそのまま自動で載せられるようにして、コメントなどのユーザーとのやりとりに注力する。

LinkedInで求人をしたり、医療や教育関係ならウィメンズパークに投稿してみるのもいいですね。

こうすることによって1つしかなかった入り口が5も10も広がり、より多くの人の目に触れる機会ができるのです。

もちろん、複数のSNSを使い分けたり、自社にとってどのSNSがマッチしているかなど検討することはとても大変なこと。

そうした場合は、無料相談や無料見積もりも可能なプレテイクにご相談ください!!

メールでの相談は24時間、いつでも可能です。