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最も効果の出るマーケティング展開は動画に尽きる時代になった
大昔。
宣伝……という概念が出来た当初は、「口伝え」つまり、『口コミ』が最も有効であり、唯一の方法でした。
こういったことは、古文などを読むと、おしゃべりなご婦人(女房や女官)に自分の商品を売り込む商人や、自分の活躍などを主人の前で噂してもらい昇格を謀る役人などについて、しばしば書かれているので、納得いただけるかと思います。
時代は進み、寺子屋ができると日本人の識字率がグンと伸びました。
そうなると、商人のいる町では現代でいうと「チラシ」にあたる『散紙』というものを町中に配り、宣伝していきました。
ちなみに、『瓦版』は今でいう号外の新聞にあたるもので、チラシとは少し違います。
さらに明治・大正・昭和と時代が進み、電車の中吊り広告や雑誌、ラジオなどが人々の関心を引くようになり、平成前期ではTVCMが宣伝の柱となるようになりました。
そして、近年平成中期に誕生したインターネットが今や私たちの生活の基盤となり、当時はWEBサイトやブログなどの文字がメインの広告だったものが、信頼のできるブロガー・インフルエンサーなどが紹介するアイテムを購入するという、インフルエンサーマーケティングへと移行してきました。
こうして変化をし続けているマーケティングの手法ですが、現在、令和という新しい時代を生きる私たちは『動画』という最終形態に近い宣伝方法に行きついてしまいました。
動画マーケテイングとは?
動画、つまり映像を用いたマーケティングコンテンツ。
一言でいうとCMです。
そう言ってしまうとそれで終わりになってしまうのですが、普通のTVCMは異なり「自分で好きなイメージで作れる」「コストがかからない」「テキストよりも情報が伝わりやすい」「画像よりも注目を集めやすい」「インターネット上なので拡散されやすい」などといった特徴があります。
現代ではWi-Fi環境も格段に良いものとなり、大手携帯キャリアも動画を見る前提の通信設定をしています。さらに、YouTubeやInstagramなど動画を観てもらいやすいSNSも発達しているため、今では動画コンテンツが主流となっているのです。
もうマーケティングで動画を超えるものが広がるとしたら、もはや、立体ホログラムやもっと高度なAIを使った、私たちの想像もできない何かになっているでしょう。
それほど、動画はマーケティングの終着点にたどり着いているということなのです。
動画マーケティングが使われているSNSとは
動画で有名なのはYouTubeですね。
その他、Instagramでも動画をアップロードできますし、Wordpressなどのブログ向けサービスであっても、動画を載せることが当たり前にできるようになっています。
TwitterやFacebookももちろん動画を載せることができますので、むしろ動画をアップできないSNSを探すほうが難しいかもしれませんね。
この中でも特にマーケテイングに適しているのが、Instagram。
YouTubeのほうが確かに動画には特化しているのですが、どうしてもYouTubeの場合は「エンタメ」に寄ってしまいます。
ユーチューバーと呼ばれるYouTubeに面白い動画をアップする人々や、実況者というゲームを実況して楽しませる人々など、YouTubeで注目を浴びている動画はどちらかというと宣伝……というよりエンタメ寄りでしょう。
また、YouTubeはこうした方々に広告費を払うこともあって、広告やCMを動画の間に挟んでいます。
ただでさえCMを見させられているのに、さらにそこにマーケテイング動画を観させられても……と思ってしまいますよね。
もちろん、ゲーム実況をすればそれ自体がゲームの宣伝になりますし、有名ユーチューバーの方や、企業がタイアップしてマーケテイング動画を載せることがありますが、まず敷居の低いところ、スマートなところ、違和感なく見てもらえるところとして、Instagramのほうがお勧めしやすと考えています。
動画マーケティングの目的と効果
動画マーケティングの目的は、インフルエンサーマーケティング等どのマーケティングとも同じ目的でしょう。
- 周知・認知度の向上
- 商品・サービスの魅力を伝えること
- 購買意欲の促進
このような目的で動画マーケティングは使われています。
目的はどんなマーケテイングでも同じかと思いますが、しかし、動画マーケティングの場合はその効果が異なります。
【SNSを介して拡散されやすい】
動画は少し前までは通信料がかかることもあって、制限に引っかかってしまうため敬遠されがちでした。
ですが、Wi-Fiがあることが当たり前の世の中となり、また、多くの大手携帯キャリア会社が動画を観る前提の料金プラン、動画見放題などを取り入れたりしているため、多くのユーザーが気軽に動画を観れるようになりました。
元々動画は視覚効果があり、人目を引くために「面白い動画を観た」→「他の人にも勧めたい」と拡散されやすいのです。
【SEO評価されやすい】
動画をWEBサイト上に掲載すると、SEO評価が上がりやすいということも利点です。
もちろん、ただ動画を載せればよいというわけではなく、動画に付随するテキストをチェックされたりしているそうですので、ユーザーが求めている情報と動画の情報が一致しているかなどに気を配る必要があります。
ただ、検索エンジンでの評価が上がりやすいというのは、かなり大きなメリットとなるでしょう。
【効果(コンバーション率アップ)が出やすい】
動画はテキストのみ、写真のみよりもはるかに多くの情報を、短時間でユーザーに与えることができます。
そのためユーザーの購買意欲を刺激しやすいという利点があり、通常よりも購買率が上がるという結果が出ています。
確かに、おいしそうな焼き肉の説明や写真だけ……というよりも、ジュージューと焼ける焼き肉の音と動画を見せられたほうが「あ、焼き肉食べたい…」と思ってしまうのではないでしょうか。
動画マーケティングのメリットデメリット
【メリット】
①文字よりももっと短時間でもっと多くの情報を伝えられる
一般的に動画は静止画の5000倍もの情報量を伝えられると言われています。
つまり、1分の動画で180万文字もの情報を伝えられる計算になります。
短編小説が大体4万文字くらい、ミステリー小説で20万文字と言われていますので、1分でミステリー小説9冊分もの情報を与えることができるのです!!
確かに、歩くという動作をテキストで説明しようとすると「右足を上げて、その足を前に出して、下して、地面に右足が着いたら左足を上げて……」と、長々としたものになってしまいますが、動画でしたら、人が歩いているシーンを3秒見せたら伝わりますからね……。
②視覚効果が強いので魅力を伝えやすい
人間が最も目に入りやすい『動き』のある画面から、聴覚を刺激する音が出る。
切り替わるテキスト、印象を与えやすい色。
明暗に、シーン切り替え。
動画は抽象的なものでもイメージを伝えやすく、また、脳に記憶されやすいことから、ユーザーが何かのきっかけに商品を思い出したり、より魅力的と感じる効果があります。
例えば、公園で牛の着ぐるみが焼き肉の宣伝をしていたら……それだけでもインパクトがあり、記憶されやすい上に、公園を見るたびに「ああ、焼き肉の宣伝をしていた牛のCMがあったな」と思い出すかもしれません。
③TVCMに比べて拡散力が高い
一方的なTVに比べ、インターネットの世界では、ユーザーもなんらかのアクションを起こしやすくなります。
拡散されやすい動画はSNS上であっという間に拡散されることもあり、企業が思っていた以上の効果を生み出すことが多々あります。
【デメリット】
①手軽に作成しにくい
今すぐ宣伝用の動画を作ってください。
こう言われて「わかった」と動画を作れる人は、何人いるでしょうか?
動画作成には特別な機材、特別なソフト、ある程度の技術やセンスが必要となります。
そうした専門知識のある人材を別に雇用するというのは難しいのではないでしょうか?
もちろん、今ではスマホなどで手軽に動画を作ることはできるようになりましたが、それで望み通りの動画を作れるかどうかは別問題でしょう。
②完成までに時間がかかる
動画作成スタッフがいないからと自分で一から勉強して動画を作ることはもちろん、例え専用の知識がある人にお願いをしても「企画・構成・絵コンテ作成・撮影・編集」といったことを行って、大体数週間から1か月程度はかかってしまいます。
③コストがかかる
自分で動画を作る場合、初期費用として、カメラ・編集ソフト・編集ソフトが動くスペックのPCが最低限必要となってしまいます。
一言でいうと、結構かかります。
もちろん、外注したとしても、人件費、撮影代、編集費用、打ち合わせ代、もしモデルなどを頼むとすると別途ギャラが必要となってきてしまい、これもまた結構かかってしまいます。
相場でいうと、例え短い動画であったとしても、数十万はかかってしまう覚悟は必要です。
最先端の動画マーケティングを手軽に試してみたかったら
このように、効果は絶大なれど、どうしてもコストがかかってしまったり、時間がかかってしまう動画マーケティング。
手軽に行うには少し敷居が高いのですが、Instagramに動画を載せるだけでもアクセス数は大幅アップするので、ぜひ試してもらいたいところ。
そんな動画作成ですが、当社、プレテイクではコンサルティング料やインフルエンサーマーケティング代行料の中に組み込まれており、実質「0円」で動画作成サービスを受けることができます。
それは、プレテイク社では特別な動画作成テンプレートをいくつも持っており、お客様から頂いた動画や画像などからも、手早く高クオリティな動画を作成できる仕組みを持っているから。
そのため、通常のインフルエンサーマーケティングよりも当社はコストパフォーマンスの良い成果を上げているのですが、この動画作成込みのマーケティングプランを持っているのは、2020年現在ではまだ、当社だけです。
「動画をインフルエンサーマーケティングに織り込んでみたい」
「どんな動画ができるのか」
「効果はどれくらいになるか」
など、興味をお持ちになった方は、お気軽に当社メールフォームよりご連絡ください。
お問い合わせ・お見積りなど無料で承っておりますので、気になったことはすぐにご質問ください。