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Instagramで手書き風文字!? アイデア勝ちのこの方法は企業アカウントでも使える
Instagramに投稿する内容は、ほとんどが画像・動画をメインとしたものでしょう。
例えばお弁当の写真や料理の動画。
ペットが遊ぶ動画であったり、両行先の美しい風景写真だったり。
企業の場合、食べ物であればアレンジした写真だったり、使用中の動画だったりと、そこに文字が加わる要素はあまりあり得ないように思えます。
そもそもInstagramに文字が加わる部分というのは「キャプション」のところで、下手をするとハッシュタグだけでも大丈夫なくらい。
それなのに、最近Instagramで「文章」をアップするのが流行っているのです。
しかも「手書き風」がよいとされていて、最近では「#手書きツイート」というハッシュタグが、トレンドに上がるほど多く使われています。
「個人のアカウントで流行っているだけのことだろう」
そう思ってはいけません。
この手書きツイートは、企業アカウントでも重宝する、アイデア抜群の投稿方法だったのです。
今回はそんな手書きツイートについて詳しくお伝えします。
そもそも「手書きツイートとは?」
基本的に「写真」で魅せるInstagramにおいて、「文字」のみを投稿していくツイートのこと。
といっても、キャプションに文字を書いていくというわけではありません。
例えばポエムや詩、もしくは教訓のような言葉を画像で見せるのです。
見せ方は色々。
アナログでメモに書いてそれを写真に撮り、アップする。
手書き風の画像が作れるアプリで文字を入力し、アップする。
もしくは、写真などに直接ペンや指先で文字を書いて投稿するなどもあります。
人によっては名言があったり、恋愛相談のQAだったりと、写真屋動画とはまた違う魅力を感じさせてくれる投稿で、日記のように使っている方もいます。
中高生はもちろん、30~40代の女性ユーザーに特に広がりを見せている手法で、映える写真を撮りに行くのが大変だったり、画像加工アプリが難しくて使えない方にも手軽にできる方法として人気になっています。
どんなパターンがあるのか?
手書き文字との投稿と言っても、上で書いたように色々なパターンがあります。
①アナログパターン
このパターンが恐らく当初に流行った形ではないかと言われています。
万年筆やボールペンなどを使って、美しい文字で言葉を綴り、それを写真に撮ってアップしていきます。
やり方もとても簡単なため、アプリ等の操作に弱い方でもやりやすく、字の練習にもなります。
当然、美しい文字が書けることがポイントとなってきますが、「自分は字が汚いからだめだ……」なんて諦めることはありません。
丁寧に書いた文字は「個性的」であれ、汚いということはありません。
文字だと思わず、絵を描く感覚で好きな言葉を書いていくと良いでしょう。
②アプリを使ったパターン
インスタストーリーズには、タイプ機能があります。
写真を使わず文字だけの画像を作れるため、簡単に文章メインの投稿ができます。
送信先でストーリーズを選べば、投稿もストーリーズ投稿も両方簡単にできて便利です。
また、文字入れアプリを使用し、画像を作り投稿する方法もありま。
お勧めのアプリはpicaArtやCanva、LINE Cameraなどです。
この方法だと、手書きの温かみが感じられなさそうに思えますが、きれいな文字、統一感の撮れた文字、また、おしゃれなフォントを使った投稿ができるのが利点。
アプリの方が、使いこなすのが大変かもしれませんが、どうしても字体が気になる場合などは使ってみても良いのではないでしょうか。
③写真加工アプリで手書きするパターン
手書き文字だからといってたくさん文字を書くばかりではありません。
写真に直接一言手書きの言葉を添えるだけでも、イメージは大きく変わります。
一番簡単なのはやはりストーリーズの機能を使うこと。
写真を選び、手書きで一言書き加えるだけでおしゃれになります。
また、ストーリーズ機能だけではなく、Let’s Draw、Doodle Maker、Picks Artなどといったお絵かきアプリのように使える、写真加工アプリがたくさんでていますので、自分の使いやすい物を選び、加工していくと良いでしょう。
因みに、こうしたアプリを使って液晶越しに手書き文字を書いていく場合は、タッチペンがあった方が指よりも数段書きやすくなります。
タッチペン自体は百均でも売っていますので、1本用意していても良いでしょう。
どのような時に文字だけのパターンが有効か
①統一感を出したいとき
これは基本的に文字ばかりのアカウントでという時に有効なのですが、ヒトやモノ、風景など統一感なくバラバラにしてしまったときなどに文字だけを投稿することによって、フィールドをすっきりと見せることができます。
また、例えば「旅行に行った時の写真」をずらっとアップしていき、次からはまた日常の投稿に切り替えたい……そんな時に、旅行シリーズの最後に文字だけの投稿をして、感想や日付などを入れておけば、切り替えもしやすく、またすっきりした 印象になるでしょう。
このやり方はクリスマスや誕生日、夏や冬などのイベントのときなどにも有効です。
②報告したいことがあるとき
大切な報告がある時など、写真はないけど伝えたいことがある場合にはこの方法は有利。
Twitterでは最大140文字(今では280文字)しか文字が載せられなかったため、長文を載せる際にはメモ帳などにずらずらっと報告したいことを書いて投稿していました。
それのInstagramバージョンと同じです。
企業の場合だと、年末年始のお休みのお知らせや、本当はマイナスなことですが、謝罪文を載せるときなどに使える方法です。
③Q&Aやポエム、名言などを載せたいとき
映画で感動したセリフなどをシェアしたい!
という場合に使う方法。
もちろん、ポエムや日記のようなことをアップする女子中高生も多く、場合によっては恥ずかしくなって消してしまうことも……。
ですが、社長の名言などは勉強になるケースもあり、その会社の雰囲気もわかりやすくなります。
企業で行う場合はどのように使うとよいのか?
このように何となく女性が好んで投稿する手法に思える、手書き文字投稿ですが、この方法にはたくさんのアイデアが詰め込まれています。
例えば……。
①企業のロゴや会社概要、社訓などを出したいときに。
ロゴに込められた思いや意味などを伝えたいとき、ロゴを投稿し、その意味をキャプションにずらずらっと書いていくだけでは、イマイチパッとしないでしょう。
ですが、星空など素敵な背景写真に文字を書いていき、チョットした物語のように載せていけば、見る者も楽しませられますし、イメージも伝わりやすく一石二鳥。
固くなりがちな社訓なども柔らかく伝えることができます。
また、スタッフからの言葉、スタッフの想いなどの話も、キャプションに書いていくよりも、こうした手法をとった方が確実に見てもらえるでしょう。
②伝えたいことがあるとき
「どのような時に文字だけのパターンが有効か」でも書きましたが、急なお休みの時や、年末年始のお休みのお知らせ、また、イベント終了時や、お客様から嬉しい感想をいただいたときなどの感謝の言葉を、このような方法で伝えるというのもありでしょう。
③統一感・区切り感をだすとき
スタッフの紹介と商品の紹介の間。
夏物商品と秋物商品の間。
シリーズで出していた製品の区切りなどに、文字だけの投稿をすることによって、フィールドがごちゃごちゃにならず、すっきりとした印象を与えることができます。
また、おしゃれさを出すならば、1行(3投稿)まとめて行い、写真(画像投稿)3、文字投稿3などで行ごとに統一感を出すというのもアイデアでしょう。
④注目してもらいたいところがあるとき
小物や、アパレル系の会社の場合、ただおしゃれな写真をアップするよりも、ちょこっとなにかが書かれていた方が、そこに目線が集まり、有効になることがあります。
例えばバストアップの写真でも、ピアスを強調させたいときは、ピアスのところに小さく♡模様を書くだけでも目線はそこに行きますし、さりげない写真であっても、モデルが持っているアイテムのところに小さく何かを書いておくだけでも、人はそこの部分に集中します。
また、アイテムの輪郭を縁どるだけでもそこが強調されますので、見てもらいたいものがある場合はとても有効な手段です。
もちろん、ちょっとした手書き文字を入れることでイメージもがらりと変わりますので、特にガーリーな雰囲気に見せたい写真などは、率先して手書き加工をしていった方がよいでしょう。
アイデア次第で無限にできるマーケティング表現
文字だけの投稿なんて誰も見ない。
女子中高生が好んで使うだけの手法だ。
そう思っていたら大間違いであることがこれでおわかりいただけたかと思います。
もちろん、投稿する際の文章もありきたりなものでは見向きもされませんし、文字ばかりではつまらないアカウントになってしまいます。
ですが、アクセントとして使うことによってただの文字が、集客のできる、人の目を集めることのできる1枚になるのです。
このようなアイデアや技法は一人ではなかなか思いつくものではありません。
Instagramを使って、インフルエンサーマーケティングを考える場合は、より多くの人の意見を調べてみたり、難しい時はプレテイクのような代理投稿も可能なマーケティング会社に相談してみるのもありでしょう。
プレテイクではライターはもちろん、画像加工のプロもいますので、こうした手書き文字のテクニックを入れることも可能です。
気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。